「国際性」で身に付つく能力,知識及びスキル

グローバルな課題の本質や,自身とのつながりを理解し,情報収集,分析,考察等を経た上で, 解決のための提案がで きる力,さらに,自身と異なる背景(文化,慣習,母語等)や価値観をもつ個人に対し, または集団の場において,他者に配慮し,相互理解を深めたうえで協働できる力.

「グローバル教育オプション」

グローバル教育をアントレプレナーシップ教育と有機的に結びつけ,より高い国際力を身に着けられるように構成されており,留学を含む国際経験の習得や外国語コミュニケーションのための 授業科目を提供しています.本オプションは,アントレプレナーシップ教育コアと並行して取り組みが可能です.

[開催報告]
理工系学生とミュンヘン工科大学学生による
異文化協働型授業

アントレプレナーシップ教育機構グローバル教育実施室,及びリベラルアーツ研究教育院では,教育における今後のグローバルな展開を見据え,ドイツのミュンヘン工科大学で日本語を学ぶ学生との協働型の異文化交流授業「異文化交流実践実習(ENT.G257)」(学士2年生以上対象)および「異文化交流実践実習アドバンスト(ENT.G457)」(修士1年生以上対象)を設置・開講しました.

      

本授業はオンライン交流(第2クオーター)と対面のワークショップ(夏季休暇中の5日間)を組み合わせた2単位科目となっています. 本年度は9月初旬にミュンヘンからは16人が来日,本学からはミュンヘン工科大に今秋から留学予定の学生3名を含め計11名が履修し,グループワークによる交流をとおして異文化理解を深めました.第2クオーターのオンライン授業では写真を見せながら,お互いの生活や文化について日本語と英語で説明しあうアイスブレイク,フィードワーク地の東京の環境・歴史・文化についての英語によるミニ講義,その内容に関連するテーマについて, 東京とミュンヘンを比較しながら英語で議論するディスカッションの3部構成で行われました.オンライン授業の最終週には同じテーマに興味をもつ学生同士がグループをつくり,各グループで対面フィールドワークの計画を立てました.
詳細はこちら